仙人

山奥に住んどる不思議なじいさん

うまれた時から一人で山こもる

朝起きたらまずは茂みの奥に

両手を叩いてパンパン鳴らす

わっけの分からん獣がやってきて

朝からみんなで狂って歌いだす

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

太陽が昇れば畑へくり出し

わっけの分からん呪文を唱えだす

みるみるみる間に作物育てば

一日分だけ刈り取り歌いだす

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

太陽が沈めばガラガラ戸が開き

またわっけの分からん獣がやってきて

またわっけの分からん言葉で話しだし

飲んで歌って踊って　叫びだす

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

ハンダラ　ハンナァ　ナンナー　ハァラ

ハンナー　ダァラ　ハンナァ　ラァラ

山奥に住んどる不思議なじいさん

誰一人として仙人とは気付かない